最近、他人に対して、
この人はこういう人だ!
という判断をならべくしないように心がけている。
なぜならば自分の判断が、
絶対的な根拠となるものは何一つないからだ。
誰かから吹聴され、その先入観をもって、
他人を判断するものとなれば、
なおさら、その判断は紛い物と言える。
アンジャッシュの渡部氏がいい例だ。
あの話題が発覚する前は、
彼の好感度は高く、知的な面も多々あり、
テレビの人気者であったが、
発覚以来、彼に対するイメージは、
まさに下品極まりない人間にされてしまった。
しかし、よく考えてみれば、
彼に会ったこともない人たちが、
先入観ひとつでこれだけ、
他人に対する判断が変わってしまうのだ。
彼自身は発覚前も発覚後も何の変わりもないのに・・。
人に対する見方は人それぞれ違う。
ある社長を賢いと思う人もいれば、
馬鹿と思う人もいる。
優しいと思う人もいれば、
冷たいと思う人もいる。
さあ、どちらがこの社長の正体と言えるだろうか。
所詮、自分の判断で他人を計ることなど所詮無理なのだ。
それなのに人は他人をこういう人だと勝手に決めつけたがる。
そうやって無意識に自分の位置を優位にしながらも、
その人を心のどこかで見下すようになる。
他人のすべてを決めるつけるのは傲慢な行為だと言える。
じゃあどう他人と接すればいいのか。
まずは先入観を持っているなら一度それを捨ててみること。
その人の良いところを探してみること。
自分と共通する部分を探してみること。
その人の長所を認めること、
それと同時に短所はちょっとくらい目をつぶってやること。
これらが実行できれば、
他人を見る目を養うことができるのではないかと思う。
あくまでこれらは私の考えなので、
これとはまた違う意見があるかもしれないが、
この人はこうだ!と決めつけないこと。
何よりも人は変われる!
良くも悪くも・・。
1000人いれば、1000人意見が違う。
もちろん性格もすべて違う。
人なんてそんなもんである。
長所も欠点になれば、
欠点も長所となる。
何かに惑わされることなく、
自分の目の前にいる人と接していく。
何事も腹八分くらいが良いとよく言われているが、
人間関係もいくら親しくても腹八分くらいしておくべき。
つい100%を求めてしまうと、
いずれその関係はおかしくなっていく。
人の悩みのほとんどが他人が原因であると言われている。
他人に左右されない自分の生き方をするべきである。
今朝の1枚