tondokoro's willとんちゃんの遺言 

人生の楽しみ方を深く追求していこう!

50 YEARS AFTER

 

50年先の未来を想像してみる。

 

これはある本に書かれていた命題。

今日はその本の内容を書くのではなく、

あくまでも私の意見として、

50年先がどんな世界になっているのか、

このブログの場で想像してみることにしよう!

まず私の中に浮かんできたもの・・。

それは「鉄腕アトム」のこと・・

鉄腕アトムの原作では、

当時の1953年から50年後の、

21世紀はじめの世界を描いた。

つまり50年先の未来が、

どれだけ変わっているか。

手塚治虫鉄腕アトムという漫画で表現した。

しかし現実的には鉄腕アトムのようなロボットは、

50年たっても存在しなかった。

あの未来都市みたいな街も存在しなかった。

それは漫画だからと言ってしまえばそれまでだが、

50年間で未来が劇的に変わるイメージを我々に植え付けたのは、

鉄腕アトムの影響が大きかったのは間違いないこと。

実際にこの漫画の世界を現実としてどれだけ近づけるか、

そこに人類が挑み続けてきたことは間違いない。

その結果としてこの50年間でテクノロジーは大幅に進化した。

しかし、四半世紀、私が子供時代の75年の頃には、

すでに今あるような電化製品の基本的なものはほとんどあったような・・

なかったものと言ってすぐ思いつくのは携帯電話くらい・・

そんなにびっくりするほどこの50年間で変わった!

というイメージは私にはあまりない。

この50年間で変わったことと言えば、

テクノロジーが発展して、

昔より生活が便利になった・・

それくらいの感覚であろうか!

さて、人としての営み方はどうか。

学校のスタイルなんて私が子供の時と全く変わってないし、

会社の在り方もそんなに変化はない。

いまだに満員電車通勤・・。

政治の世界もこの50年で劇的に変わったとは思えない。

いまだに自民党が主流・・。

家族の在り方でさえ、

そんな昔と大違いなんてこともない。

核家族化がちょっと進んだだけ。

強いて言えば、

50年前と決定的に違うものと言えば、

コンピュータやインターネットの普及。

これは画期的だったが、

これまた昔より便利になったくらいな感覚であるし、

携帯電話が普及してもさほど驚きもしなかった。

なぜならば60年代のウルトラセブンの世界で、

彼らはモニター付き腕時計型レシーバーを既につけていたからだ!

ある意味こちらの方が進化していて現代が遅れている・・(笑)。

私が生まれてちょうど50年経つが、

基本的には世の中はそんなに変わっていない!

それが率直な感想。

そして本題のこの先50年を想像してみることにする。

ずばり、

50年後の世界は基本的に今とほとんど変わっていないだろう。

これが私が出した結論である。

まさか何かの映画のように、

猿やロボットが宇宙人がこの地球を支配するとは思えないし、

車や人が空を飛んでいるとは到底思えない。

変わるとしたら、さらに便利な世の中になり、

様々なことがさらに簡素化され、

逆に今よりもつまらない世の中になっているかもしれない・・。

これから先の50年で人間味あるものが徐々に消えていく・・。

ついそちらの方ばかり想像してしまう。

テクノロジーの進化の代償における人間性の喪失。

テクノロジーは所詮、

新しい発明ごっこ

新しいものはあっという間に古くなって、

さらにまた新しいものを作り出す。

その繰り返しの連続。

私が仮に50年後生きていたとして、

音楽のテクノロジーが大幅に進化したとしても、

やっぱり音楽はアナログレコードが一番良い!!と言っているはず!(笑)

結局、未来がどうのこうのというよりも、

古くても新しくても、

良いものは良い!

時代に関係なく自分らしい生き方をしていくことが大事なこと。

そんなことを50年後の世界を想像してみて私は思った。

正直それほど私は未来に対して期待していない。

いずれにせよ、

人間の生活がそんなに簡単に変わるものではないし、

世の中のほとんどは普遍的なもので作られている。

それは人類が誕生して以来すっと続いているもの。

 それよりも人間がこの地球上で、

もういい加減に戦争するのをやめて、

世界が今より少しでも平和であってほしい。

そんなことを50年後の世界に私は期待する!

50年後、人類が少しでも精神的に進歩していますように・・・。

 

今日の1枚

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地球もまた限りある資源。