年度末は仕事が忙しくなる。
特に公共工事においては、
3月工期がほぼ90%以上の割合を占めている。
よって今の時期から3月にかけてが、
忙しさのピークとなる。
私の経営する会社も公共工事が多いため現在、
3月末までの多くの仕事をどう消化していくか。
そのことで頭がいっぱいであると同時に、
4月の新年度からの仕事がほとんどない・・、
その悩みも解決していかなければならない。
この建設業界の仕事量のバランスの悪さ。
特に公共工事制度。
今にはじまった問題ではない。
昔からずーーーとそうなのだ。
この落差をつくりあげている原因は
国家の単年度単位の会計システムである。
いわゆる予算と決算の仕組み。
年度末決算という縛りがあるために、
嫌でも年度末に工事を完成させなければならない。
これを少しでも改善していく方法はないものか・・。
それでも10数年前より、
次年度予算を見込んでの工事発注、
いわゆる「ゼロ債」という制度で、
この落差を少しでも無くすよう国も努力している。
しかしながら、その件数があまりに少ないので、
競争率が激しく落札できない業者が圧倒的に多い。
現在、このゼロ債工事を受注するために、
毎日、自社でも積算を行っている。
本当に1本だけでもいいので何とか落札したい。
自社で抱えている日給の作業員や下請業者が、
4月以降も十分仕事を確保できるため。
その思いだけである。
もちろん公共工事にばかり頼ってもいられない。
下請の仕事でもなんでもいい。
とにかく4月からの仕事をつくっていかなければならない。
それと並行して3月までの仕事をなんとか完成させる。
まさに板挟み状態!!
この時期を乗り越えてこその
春!
なのだ!(笑)
春よ!早く来い!🌸
そんな春を迎えるのためには、
今この時期に努力するしかないのだ。
今日の1枚
現在進行中の現場!
富士の眺めの良い場所!
しかし夜間工事!