経営の経は仏教の中では真理を表すという。
つまり物事を考える軸となる経糸なる存在、
その代表となるのがお経ということになるであろう。
それは別と考えても、経営の意味とは何か。
文字通りに読み解けば
経営とは経糸となる軸を中心とした営みということになる。
つまりに、真理を全うするための営みというもの。
もっと簡単にいえば、
何を重んじて、どう生きるか・・・
これは私の発想であるが、仕事の経営で言えば、
何のために人は働くのか。
会社で言えば、企業理念を縦軸として、
経営理念を横軸と考え、どうそこに糸を織り成すかということである。
糸がうまく織り成せば布になるが、逆に糸が絡み合ってごちゃごちゃに
なってしまえば何もそこには生まれない。
企業理念は大きな柱で、
経営理念はその柱に絡み合わせて編み出すもの。
そこに人として生きがいを見出す。
それが仕事または使命というものかもしれない。