自分が成長していく過程で、
成長を妨げるブレーキの存在があるという。
そのひとつを「大人の子供ブレーキ」という。
このブレーキは大人の中にある子供的発想要素、
①自己中心的
②他者を理解しない
③好ましくないプライド、執着
④トラウマに影響され過ぎている
⑤正しい軸がない
この5つの要素があるという。
どれも子供的な発想であり、
これが大人になっても強く残っていると、
その人の成長が著しく遅れるという。
この要素、誰しもが少なからず
大人になってもあるものかもしれない。
しかし、これらの要素が自分の成長のブレーキとなることを理解する。
これだけでもかなり意識が変わってくるのではないか。
もちろん理解した中で自分と向かい合っていく気持ちが大事である。
大人の子供じみた部分=稚拙。
稚拙な気持ちを他の言葉に言い換えると、
それは負の感情、マイナスイメージと言える。
負の感情、マイナスイメージとは
怒り、恐れ、見栄、妬み、批判、愚痴・・・・
どれをとっても自分にプラスになるものではないのが一目瞭然。
すべてマイナス思考。
これが成長のブレーキになるのは間違いない。
しかし、これら感情はどうしても生きていれば出てしまうものだ。
これらの感情をうまくコントロールすることができない限り、
人間的成長の妨げとなるのは想像できる。
これら感情のすべてを押し殺すことはできないかもしれないが、
先ほど述べたように、このブレーキの存在を知っておいたうえで、
この視点から自分や他人を見ていくことも大切なことと言える。
生きていれば、必ずわがままで自己中心的な人にも出会う。
世の中には不満や怒りを爆発させたり、人を妬んだりする人もたくさんいる。
それが成長のブレーキとなることを知っておくことが、
まずは自分の成長を一歩前進させることに繋がるのではないか。
世の中を俯瞰してみること。自分を客観視できること、
こういった視点から物事をとられていくこと。
それが成長への鍵になる。
私はそう信じてる。
まずは自分の子供ブレーキを解放して、
負の感情ではなく、常にプラス思考を抱きながら
貴重な一日を過ごしていきたいと私は願っている。
参考文献 成長マインドセット 吉田行宏 著