tondokoro's willとんちゃんの遺言 

人生の楽しみ方を深く追求していこう!

明日やろう!はバカ野郎!ってドラマあったよね!

ソクラテス
プラトン
アリストテレス

誰もが一度は耳にしたことがあるギリシャの哲学者たち。
約2000年以上も前に彼らが説いた哲学が、
今も尚、我々人類に影響を与えている。
これは簡単に言えば人間の真理が普遍であることを意味している。
もっと簡単に言えば今も昔も人間の考え方は変わらないということ。
この哲学者たちも、人生の短さについて語っていたという。
あまりにも短い人生がゆえに、人間はどう生きるべきか?
哲学を学ぶとは実はそこを追求していくことなのかもしれない・・
と勝手に私は解釈している。
ローマの哲学者、セネカもまた人生の短さについて
2000年前に古典著書を残している。
セネカと言えば、暴君で有名なローマ皇帝ネロの教育者としても有名だ。
そのセネカは人生の短さについての考え方は、
要約すれば、人生は短いという概念はなく、
人間が人生を短いと感じてしまう原因は、
いかに我々人間が時間という概念に価値を置いてないかを指摘している。
時間こそ人間にとって最も価値あるものなのに、
その時間を多忙に費やしたり、
無駄にそして怠惰に過ごしたり、
その使い方を粗末に扱ってしまうことによって、
時の流れはさらに加速し、あっという間に人生は終わってしまうと言う。
すなわち、自分の時間をいかに大事に生きるか。
時間の使い方次第で人生はまるで変わる。
そのことを2000年前から書き記しているのだ。
私も若い頃は時間はいくらでもあると思ってきた。
しかしそれは全くの勘違いであって、
人間はいつ死ぬかわからない生き物。
我々に与えられている時間は人によって違う。
実は時間は今この一瞬しかなく、あっという間に過去になってしまう。
過去だけは一切変えることはできない。
過去はすべての結果であり、
だから過去にこだわる生き方をするべきとセネカは主張している。
確かに過去は自分の行動の結果であるのは間違いない。
それは現在をどう過ごしてきたがで大いに変わる。
その過去という結果を見つめつつ、現在をどう生きるか決める。
現在も未来もすべては過去となる。
過去に価値をおきながらも、今を生きる。
いずれ我々が思い描く未来も過去となる。
結局、今この瞬間、ここを大事生きるしかないということ。
明日やろう!いつかやればいい!定年したらあれをやる!
これらはすべてセネカの時間の考え方に相反する。
私も人生計画をたてている。
60歳になったら・・、70歳になったら・・
そんな時が来るかどうかもわからないのに!
そういう計画も大事かもしれないが、
結局、今しかない生き方をするべきだと私も思う。
今しかできないこと、今日しかできないこと。
一日一日をまるで人生最後の日のように生きること。
そこに人生が長いとか短いとかの概念はいらない。
ただその一日をどう過ごすべきか考える。
そして自分の思うように生きてみる。
そしてその今日が過去となる明日が生まれる。

今日はちょいと難しい話を書いてみたが、
簡単に言えば、今日という日を悔いなく生きること。
その心がけが大事ってことかな!

それにしても人間が考えてることって何千年たっても変わらないとは・・
古代の哲学をこれから少しずつ学んでいこう!

過去はいくらでもあなたに様々なことを教えてくれるが、
今の自分の生き方は自分自身で決めるしか方法はない。

今朝の1枚
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歩くための相棒を昨日買いました。便利!!