綾瀬市寺尾南にある報恩寺。
ロータリークラブの仲間でもあるこのお寺の住職が、
定期的に禅の教えを掲示板を書いている。
このブログでも写真で何回か紹介している。
非常に勉強になる話が書かれていて、
更新をいつも楽しみにしている。
今日はその掲示板でなく、
お寺の外にある掲示板を紹介する。
夏炉冬扇。
初めて聞く言葉。
意味については写真を参照。
その時を待つ・・・。
なかなか深い話だ。
自分は必要な存在なのか?
私もそんなことを考えることが時としてある。
果たして私は本当に誰かに必要とされているのか。
それは自分ではわからない・・・。
私がたとえ今日死んだとしても、
世の中は何一つ変わりなく進んでいくし、
私の身近な人も時間の経過と共に、
自然と私のことを思い出すことが少なくなるだろう。
しかし世界でたった一人でもいい。
今この生きている瞬間に、
私を必要としてくれる人がいれば。
それだけで十分だ。
それだけで幸せと言える。
人はひとりで生まれ、
ひとりで死んでいく。
その道すがら、
一緒に笑い、
一緒に泣き、
苦楽を共にできる人が
ひとりいるだけで十分だ。
たとえ私が先に死んだとしても、
ずっとその人の中で生き続けていく・・・。
そんな人生を歩けるように・・・。
今はただ前を向いて歩くだけ!