たかが雑談、されど雑談。
今日は雑談について書いていく。
ある本に雑談の本質が書いてあったので抜粋しておく。
人の心を動かすのは、
「どんなことを伝えるか」よりも、
「相手とどんな関係性にあるか」である。
その関係性をつくるのが「雑談」なのだ。
なるほど!
私も雑談力=営業力だと考えてきたし、
良質な人間関係を構築するにあたって、
雑談は非常に重要だと考えてきた。
真面目な会話ももちろん大事ではあるが、
基本、人と人の信頼関係は、
雑談や他愛のない話の中から、
ポッと生まれてくる感じがするし、
雑談こそ人と人の距離を、
グッと縮めることができる手段のひとつだと感じる。
じゃあどうしたら我々は雑談力を高めることができるか。
先ほどの雑談の本質が書いたあった本に、
三流の雑談、二流の雑談、一流の雑談、
雑談をこの三つに分けて分析してあったので、
私流に超要約して列記してみる。
三流の雑談
・雑談の前に何も準備しない。
・相手とファーストコンタクトを取る時、相手が話しかけてくるのを待つ。
・無反応で相手の話を聞く
・話し上手を目指す。(マシンガントーク)
・会話が途絶えると沈黙する。
雑談の二流
・雑談のネタをあらかじめ準備する。
・相手とファーストコンタクトを取る時、相手より先に話をすすめる。
・頷きながら相手の話を聞く。
・聞き上手である。
・会話が途絶えると無理やり話題を探そうとする。
雑談の一流
・相手が心地良く話せるような「表情」を準備する。
・相手とファーストコンタクトを取る時、最初に質問をして相手から会話を引き出し、会話をリードしていく。(会話の主導権を握る)
・頷きながら相手の話を聞き、さらにそこに感情を乗せる。(感嘆詞などを加えながら聞く)
・聞き上手に加え、話させ上手(会話をどんどん引き出す)
・会話が途絶えそうな時は無理に新しい話題をつくらず、前の話から自然に繋げていく。
さあ、この三つの違いを理解できただろうか。
さらに一流はネガティブな話をプラスに転じさせたり、
会話に「たとえ話」を上手にいれてわかりやすくしてみたり、
擬態語を入れて会話にインパクトを与えたり、
他も様々なテクニックがあるという。
そして一流は何より相手の承認欲求を満してくれる。
相手に対して自分が興味を示せば、
相手も自分に興味を持ってくれる。
そうすればお互いに、
またこの人と話がしたいという思いが芽生える。
そこからふたりの特別な関係性が生まれるということだ。
それが例えば、仕事の信頼を深めたり、
友達同士であれば、さらに友情が深まったり、
また異性であれば恋愛関係に発展することもあるだろう。
このように雑談を考えればこそ、
たかか雑談でなく、されど雑談なのだ!
さあ、今日は誰とどんな雑談をしてみようかな!笑
一流の雑談のやり方を少しでも自分はできるかな・・・?
人と話すことへの興味はそんなところから生まれてくるのでは・・。
今日も充実した一日を!!
参考文献 「雑談の一流、二流、三流」 桐生稔著
今朝の一枚
雲が裂けてる。地震雲?