tondokoro's willとんちゃんの遺言 

人生の楽しみ方を深く追求していこう!

1353回

会長の時間はいつもはロータリーの話をしてきましが、今日は全く違う話をしたいと思います。

私は大学生の頃からレコードマニアになりました。私の世代は16歳頃にレコードからCDに変わっていきました。よって中学校まではレコードを買っていて、それ以降はCDを買うのが当たり前となりました。しかし大学時代、レコードをこよなく愛する友人と出会い、それから私もCDを買うのはやめてレコードを買いまくりました。それまで集めたCDをすべて業者や友人に買い取ってもらい、そのお金でレコードを買うという時代に逆行するやり方をしてました。その結果、今現在は私はレコードを約1500枚所有しています。そのほとんどが60年代から80年代後半までの洋楽ロックです。

今の時代の音楽には実体がありません。いわゆるサブスクの時代だからです。サブスクがほぼ主流な音楽スタイルで月極のレンタルでほぼ聴きたい曲がネット回線からダウンロードして聴ける時代です。私も当然サブスクで聴いていますが、私には音楽のバックボーン、音楽の実体があります。それがレコードという存在です。もしもインターネット通信ができない世の中になってもレコードには実体があります。大きなジャケット、CDやダウンロード曲では決して出すことのできない深みのある温かい音。レコードこそが一番良い音で再生できる唯一無二のものだったのです。しかしあのCD転換期にほとんどの人間が騙されていたのです。まあこれはあくまで私の見解なので、それが絶対正しいとは言えませんが、皆さん今一度、あの忘れかけたレコードの音をもう一度聴いてみてはどうでしょうか。人間は過去には戻れませんが、レコードを聴けば、きっと皆さんの若かりし頃の感覚にタイプスリップできると思います。

故きを温ね新しきを知る

ロータリー活動もまさにそこに当てはめることができるのではないでしょうか。