わが社には営業という肩書がひとりもいない。
私の考え方は会社で営業する人は、
社長をはじめ全社員だと思っている。
監督、作業員、事務員、社員全員が営業マンなのだ。
この監督さんだったらきっちり管理してくれる!
この会社の作業員さんの腕前はすごい!!
事務員さんの対応はいつも明るく迅速でいい!!
あの社長さんの会社なら仕事を任せても安心!!
そう思えるようにそれぞれが努力する。
会社全体として営業というものを捉えることができれば、
中小企業は営業なしでも売り上げ高を上げて利益を出していくことができる。
そんな気持ちで全員で取り組む会社づくり。
これは私が約30年間同じ会社でずっと仕事をしてきて得た、
わが社特有の経営の在り方。
基盤があるから楽!じゃない。
基盤を必死に守っていくこと。
そして少しずつ発展させていくこと。
日々地味な努力。
これが私の仕事に対する人生哲学である。