年度末の忙しい時期。
今日も小さい会社ながらも、
全部で5現場がフル回転。
2現場だけは顔を出してきた。
やはり現場で働いてくれている人には感謝。
私ができることは、
その人たちのために、
今後も絶対に仕事を切らさないように、
仕事をつくっていくこと。
そんなことを改めて感じる。
とにかく今年度は公共工事の落札が少なかった。
しかしその変わり、下請関係の仕事が倍増した。
くじ運に左右されなくても、
会社の仕事が常に回るルートをつくることができた1年。
かえってその方が良かった。
改めて仕事はくじ運だけでやるのではなく、
人との縁を大切にすることによって運を引き寄せる。
これこそが仕事で大事なことだと感じた。
これが通常なんだけどね!(笑)
くじによる落札方式にはいまだに納得いかない・・。
そういえば10年前の今日も、
茅ケ崎海岸近くで舗装していたことを思い出した。
この現場が終わって帰る途中に震災が起こった。
車の運転中だったので、地震というより、
車が壊れておかしくなったのかと思った。
しかし、その揺れの凄さに止めて車から出た。
その時に地震だとわかった。
その後、リアルにニュースの映像を見た時のショックは、
今も忘れらない・・。
まさに生き地獄を見てしまった・・。
その後、JCや災害ボランティアネットワークに所属していたので、
災害支援にも関わった。
特に岩手の釜石には3回支援活動に行った。
あれから10年たったが、
完全復興など10年で簡単にできるわけがない。
一度壊れたものを修復するには多くの時間がかかる。
修復させるのはインフラ整備だけでない。
いまだに2525人が行方不明のままとなっている。
そのことが一番切ないこと。
あの瞬間からこの世界から消えてしまったままなのだ。
そこに関わる人のことを考えると、
この10年の月日はきっと私たちには想像ができないことかも。
日本は自然災害が多い国。
人間が自然に抵抗することはできないが、
そのために備えることはできる。
いつ何が起こってもおかしくない世界となった。
今のご時世、
コロナが自然発生か故意か、
色々な噂が飛び交っているいるが、
はっきりした証拠はないが、
人間こそが自然災害以上に恐れる物体を発明し、
他国を威嚇する道具として使用している。
人類とは何千年たっても、
とどのつまり愚かな生き物だと感じるのは、
私だけだろうか・・・。
争うことだけが人類か?
心穏やかに生きていきたいものだ。
今日の2枚
会社近くの橋脚の伸縮装置の取り換え。
若い人が多い下請会社。
手際が良くて感心した・・。
こちらは舗装現場。
下請にお任せした現場。
こちらも若い人たちが多く活気があった。