tondokoro's willとんちゃんの遺言 

人生の楽しみ方を深く追求していこう!

1343回例会

今日はまず皆さんに質問します。

皆さんは心の底からロータリーの奉仕活動を楽しんでやっていますか?

さあ、どうでしょうか・・

それぞれ思うところがあると思います。

私の話をしますが、

私が約25年前奉仕活動をメインとするJCに入会して、

ボランティア活動というもの初めて体験しました。

とにかくJCは事業ひとつやるにも目的や意義をしっかり打ち出して、

それをすべて書面化して理事会に提出してで協議審議をして

理事の過半数の賛成をもって可決してようやく事業が行えるシステムになっています。

もう奉仕活動を楽しむというよりも、事業をこなすことの方が大変で、

奉仕活動なのか試練なのかわからない状況で40歳までやってきました。

しかしその経験が私の中では成長の糧となって

JC卒業後もブタッコリー推進委員会、コミュニティサポートあやせ

あやせ災害ボランティアネットワーク、PTAなどで様々なボランティアを経験することによって、ようやく様々な人達とコミュニケーションをとりながら楽しくボランティア活動をできるようになりました。その経験のもとロータリーにも入会しました。正直いって当初は地域のコスモス例会しか奉仕活動と呼べるものがなく、奉仕活動としてはどこか物足りない感じがありました。しかし、ロータリーの経験を重ねるごとに、ロータリーが世界の中で、日本の中で、そしてそれぞれの地域の中で様々な奉仕活動を行っていることを学びました。そしてこの綾瀬春日ロータリーも新しい事業が今年からはじまって、地域貢献できるクラブとして成長してきいていることを実感しています。

私は奉仕活動の基本はやっぱり楽しむことが大事だと思います。嫌々やるなら最初からやる必要はありません。しかし、我々の事業を通じて誰かが喜んでくれたり、楽しんでもらえれば、私たちにとっても嬉しいことだし遣り甲斐や達成感を得ることができます。コスモス例会に参加している施設の人たちがおいしそうに我々の作ったものを食べている姿を見て皆さんはどう思いましたか?ああ、やって良かったと思いますよね!

私が昔からよく言っている好きな言葉があります。

手を抜くと楽になる。

手間をかけると楽しくなる。

さあどちらの人生が有意義だと感じるでしょうか。

これからも綾瀬春日RCの奉仕活動二本柱の事業をメンバーの皆さんでしっかり取り組んでいければ、きっとクラブの雰囲気も良くなっていくし、それが会員増強にもつながると思います。

今日はコスモス例会のクラブフォーラムです。2年間、コロナの影響で変則的な開催となりましたが、今年はコロナ脱却が見えつつある中で参加者へに対して我々が出来る限り最高のおもてなしができる事業になればいいと私は思っていますので、ぜひ皆さんの前向きな意見でクラブフォーラムを進めていっていただきたいと思います。

 

最後に 奉仕活動についてのあるコラムを紹介します

アメリカのハーバード大学の研究に、ボランティア活動をすることで身体的活動が活発になるだけでなく、早死するリスクが大幅に減るという報告があります。

この研究は50歳以上の約13,000人を4年間にわたり追跡調査したもの。ボランティア活動をしていない人に比べ、年約100時間以上の活動をしている人は、早死リスクの割合が44%も低いということが明らかになりました。
また身体機能に制限が生じるリスクは、ボランティア活動をしていなかった人と比較して、年間100時間以上していた人では16%も低くなっていたことから、将来、介護を必要とする可能性も低い傾向にあるといいます。

さらにこの研究では、ボランティア活動にはストレスを軽減する効果もあり、ボランティアの参加時間が長い人ほど主観的な健康感が高く、幸福感も得やすいという報告もあるようです。

ストレスは脳にとって大敵であり、主観的な健康感や幸福感が低い人の脳ほど老化傾向にあるというデータもあります。ボランティア活動は脳の健康だけでなく、早死リスクを低下や身体的活動が増えるなど、健康寿命を伸ばすにはいいことが多いようです。

 

みなさん、長生きするためにもこれからもボランティア活動していきましょう!!