私のPCメールに毎日入ってくる某会社社長さんのメルマガに、
非常に面白いことが掲載されていたので、
一部抜粋してここに書き記す。
イソップ童話の「アリとキリギリス」の話で、
現在3つの物語が存在しているらしい。
まずは一般的な物語。
夏の間、アリさんが冬の蓄えの為に一生懸命働いているのに キリギリスはヴァイオリンばかり弾いて 仕事をしていない・・・。 冬になってキリギリスは食べ物に困って アリさんの家に訪ねていく と 「ほら 見てごらんなさい 君は夏の間遊んでいた罰があたったんだ自業自得だ」 と言って追い返す。その後キリギリスは飢えて死んでしまう。
次に新人類が考えた後半が変更された物語。
やがて冬になって食べ物に困ったキリギリスは アリさんの家を訪ねた 。トントンとノックしたのに出て来ない。 「おかしいな」と思って 裏に回って家の中を除いてみたら アリさんが倒れていた・・・。 アリさんは夏の働き過ぎで体を壊し 死んでいたのです。 キリギリスはアリさんが残してくれた食料を 食べて冬を過ごしました。
最後に新・新人類が考えた後半が変更された物語。
やがて冬になってキリギリスは食べ物に困って、 そこで夏の間しっかり練習しておいた ヴァイオリンのコンサートを 開くことにしました。 そしてアリさんにもチケットを買ってもらいました。そしてその後、キリギリスは多くの収入を得ることのできる音楽家として大成しました。
さて皆さんはどう思っただろうか。
最初の物語はまさに昔ながらの発想で、
一生懸命働くことが美徳とされていた時代。
まじめにコツコツと働くことが大事ということ。
もちろん、今の時代でもこれは確かに大切なこと。
しかし時代は変わり、
労働時間の過剰が問題視される世の中となった。
それにより労働時間の改正などが行われてきている。
確かに働き過ぎはよくない。
これまた今の時代で大切なことのひとつ。
さらに時代は変わり、
まじめに働くことがだけが重要ではなく、
いくら収入が少なくても、
自分が将来やりたいことを目指していく。
まさに最後の物語のキリギリスがその典型的タイプ。
昔なら怠け者だと思われていたキリギリスが、
自分の夢を叶えるためにバイオリンの練習をして、
最終的には音楽家として花開く。
この3つの物語はどれも、今の時代となれば、
普通に考えられることだが、
昔はアリが褒められ、
キリギリスが貶される時代だった。
しかし時代は変わり、
どんな生き方をしても自由な世の中になってきた。
アリのような生き方も良し、
キリギリスのような生き方も良し。
働くことへの価値観も多様化してきた。
何を選択するかは自分次第で決められる時代。
それはそれでいい。
しかし、私は敢えて言いたい。
最初の物語がやはり基本中の基本。
仕事はまじめにコツコツやることがやっぱり大事!
そして、もちろん働き過ぎは良くない。
そして、最後のお話も大事。
自分をもっと解放させて、
本当に自分がやりたいこと。
自分の人生の目標に向かって生きていくこと。
だからこそ自分を型にはめて生きてはいけない。
人生良い所取りが所詮大事!(笑)
アリの良いところ、
キリギリスの良いところ、
どっちも取り入れながらこれからも生きていきましょ!!
参考文献 中鉢建設社長のメルマガ
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