tondokoro's willとんちゃんの遺言 

人生の楽しみ方を深く追求していこう!

才能は誰にだってある

先週、ローランドという人をはじめて知った。

私はほぼテレビを見ていないので、

最近の有名人に疎い・・・・。

でもこの人、なかなか興味深い人だと感じた。

なぜそう思ったか。

このローランドという人、

某学校の卒業式にサプライズ登場する予定だったが、

コロナウイルスの影響で参加者ほぼなしの状況で

卒業式の演題に立ちスピーチすることになった。

その映像をたまたまYOUTUBEで見た。

まさに異常な光景だった。

参加できない卒業生は生配信で見ることができるようになっていた。

そこで述べたスピーチは私にとって感動ものだった。

特にその中で述べたワンフレーズが私の心に響いた。

 

「才能がないのことも、1個の才能」

 

この発想力!ただ者ではない!

この言葉が、全世界の才能のない人達にとって、

どれだけ救われる言葉となるのか!

 

私も、全くもって才能がない人間である。

才能があれば、とっくに開花しているはずだが、

この年になっても何も開花しない・・・笑。

しかし、才能がないからこそ、

何とか自分の生きがいを見つけるために

50近くになっても人生右往左往している。

正直私は今、これと言った大きな目標はない。

しかし、自分は変わりたいと願っている。

こんな才能のない私でも、

何かやりたいことが見つかれば、

それはそれで素敵なことだ。

だから、

たいした良くもない頭で色々と考える。

どうやったら残りの人生より良く生きられるか、

ずっと考える。

才能がないからこそ、

どうやったら才能がある人たちに勝てるかを

考えてみる。

きっと私は死ぬまでそれを考えてるかもしれない。

 

でも待てよ・・・

才能って一体なんだ?

もしかしたら、才能がある人って、

彼が言うように、

色んなことに向き合ってみたり、

色んなことを考えることが出来る人のことを言うのでは・・・?

 

ということは私は才能があるということになる!

まさに逆転の発想!

そうすると

才能がないことも、1個の才能

という言葉が腹に落ちる!

 

「人間は考える葦である」

 

フランスの哲学者パスカルの言葉

「人間の尊厳のすべては、考えることのなかにある」

 「考えが、人間の偉大さをつくる」

とも言い換えられると言う。

 

間違いなく人間は考えることによって進化してきた。

だからきっと

誰もが考え抜くことによって

その人の持つ才能を開花させることができる。

私はそう信じたい。